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「語られ、綴られ、繋がれていく 幸せの形 」
(コピーライター 嶋 真莉菜)
ご家族様が故人様と過ごしてこられたのは何十年という歳月。
私達が故人様の人生に触れられるのは、電話でお話を伺うたったの十分ほど。
最初は「この短い時間の中で何を知ることができるのだろうか」
「ご家族様の深い想いを知ることはできるのだろうか」という不安でいっぱいでした。
ですが、限られた時間の中でも得られるものは必ずありました。
多くのご家族様と出会い、お話を聞き、やがて私が学んだことは
〝色々な家族の形がある〟ということです。
そして、そこには〝それぞれの幸せの形〟がありました。
旦那様を亡くされたある奥様は、互いに頑固で口げんかは日常茶飯事だったと仰られました。お話しで出てくるのは悪口ばかり。
けれども、笑いながら話して下さる奥様の声はどこか楽しげで、私には遠い日々を恋しがっていらっしゃるように聞こえました。
趣味の話や二人で出掛けた旅の話、最近ケンカをした内容まで、受話器の向こうから途切れることなく語られた故人様のお話は、きっと奥様にとって忘れられない思い出になっていたのだと思います。ぶつかりながら全力で向き合い、賑やかに、真っ直ぐに…
そうして過ごしてきた日々がお二人の辿ってきた〝幸せの軌跡〟なのでしょう。
私達の仕事は、こうしたご家族の幸せの在り方を文字にして記し、残すことなのです。
ご家族様と故人様を結んでいるものは何か、それを読み取ることはとても難しく、うまく言葉を見つけられないもどかしさや申し訳なさを何度も感じては悔しい思いをしました。
しかし、そうやって うつむきそうになるたびに伺ったお話を振り返ります。
そうして語って下さったときの声を思い出し、一番自分の心に届いたものを噛みしめ、お話しのあちらこちらに散らばっているご家族様の想いを拾いながら一枚の礼状に綴っていきます。
遺されたご家族様が故人様と歩んできた日々を温かな記憶として いつでも思い出すきっかけとなるように。
また、ご会葬者をはじめとするご縁のある方々へ、故人様の人生を温かい物語にして伝える一枚となれれば…そう願いながら、今日も、明日も受話器を手に取ります。
「ご家族様にとって、故人様はどのような存在でいらっしゃいましたか?」
人の想いをカタチにし、伝える。
マコセは取材実績七十万人を超えました。
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