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お礼状の中には

   父の姿が息づいていました

                       (コピーライター 大隣 志保子)

 

 

私が入社して1ヶ月にも満たない頃。

叔父から着信がありました。

「お父さんが危ないから、早く病院へきなさい」 研修を途中で抜け出し、私は車を走らせました。

「余命は一年です」と医師から宣告されて、もう一年半たっていましたので、覚悟をしているつもりでした。

けれどハンドルを握りながら、とめどなく涙が流れてきました。

どんなに急いでも父の最期に間に合わないことを叔父の口調から察していたから…。

病室に入ると先に待つ母と、親戚に囲まれた父がいました。

おそるおそる近づき、触れると驚くほど冷たかったことを覚えています。そして、わき上がってくる悲しみと深い後悔の念。

「もっと優しくしてあげればよかった」と思いながら、父の手を何度も何度もさすりました。

それから怒濤のように押し寄せてくる「しなければならないこと」の数々。

ゆっくりと父のことを思う余裕は正直ありませんでした。そして昼間の忙しさの後に訪れた、夜の静かな時間。寂然とした空気の中私たちの心をしめていたのは、もちろん父のことでした。

私が研修中の身でしたので、その時のお礼状は上司に作って頂いたのですが、そこには親戚中が私の文章だと信じるほど、生前の父の姿が表れていました。

母をはじめ父の両親、きょうだい、子供たち、孫たち、父をよく知る皆が読んで涙しました。

それを何度も何度も読み直し、皆で「お父さんってこんなだったよね」と語りあった時間。そしてお礼状を手にし、父の前でひとり涙を流した時間。全て『死』にむきあうために必要だったような気がします。

葬儀が終わってから、一年が過ぎた頃だったでしょうか。ある日、知人の葬儀に参列して受け取ったオリジナル会葬礼状に目を通していた母がぽつりと「やっぱりお父さんのが一番よね」とつぶやき、すぐそばの棚から見覚えのあるお礼状をさっと取り出しました。

葬儀の時は感情をあまり表に出さなかった母がその後何度も読んでいたのです。

きっとご遺族の中には私のように悔やむ気持ちを持っている方や、私の母のように悲しみのあまりその時はご自分の感情をうまく表現出来ない方もいらっしゃるはずです。けれども、その言葉にならない声に耳を傾け、あの時私の心を慰めてくれたお礼状を皆様にお届けしたい、そして時をおいても大切にしてもらえるようなお礼状を作り続けていきたいと思います。

 

人の想いをカタチにし、伝える。

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